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nu : ニウ

ゆめのかたち。

2016年3月、惜しまれつつ閉館した「朝陽館」。
戦火を辛くも逃れ、旅館として改装を重ねていった建物は、
遊び心ゆたかな造作を随所に残していた。

撮影当日、たまたま居合わせた
種田守宏さんのお話を伺うことができたのは幸運だった。

昭和の香りが漂う古きよき旅館のたたずまいは
こうして映像の中にいまでも息づいている。

ゆめのかたち 〜朝陽館物語〜
https://youtu.be/D6H8yTI1U00

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おいしいは、
正しい。

人生のお気に入り。


おいしいは、うれしい。

それは、みんなを笑顔にする。

おいしいは、正しい。

それは、あなたをやさしくする。

「chouchou」は、渋谷にあるビストロ。
自然派ワインのマニアックな品ぞろえと
店主の片野さんの気さくな人柄に惹かれたファンで
毎夜にぎわっている人気店だ。
その雰囲気を分かちあうために、
撮影した映像を背景いっぱいに映しつづける
「ムービーウォール」を採用した。
佐藤望さん(カメラ=万年筆 / Orangeade )が
チャーミングなBGMを作曲してくれた。
美味しいひとときへの期待が高まる、
シュシュらしいインティメートなHPになっていると思う。

chouchou 2019
https://www.chouchou-nature.com/

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いっしょなら、
世界だって変えられる、
かも。

そうか、私のことを
いちばん知りたいのは、
わたしなんだ。


未来は分からない。
だからこそ面白いとだれかが言った。

わたしは自分のことを知りたい。
未来と同じように分からないから。

まだ出会ったことのない
あたらしい自分を見つけるための旅。

わたしも、わたしの夢も、変わっていく。
そうやって明日を書き換えていく。

こたえは、わたしのなかにある。

ひかりをあつめて 2019

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アトムに会いたい。

アトムに会いたい。

オリエンを聞いた瞬間、
「アトムしかない」と思った。

シンプルなアイデアには、必然性があって無理がない。

2006年の春、建学100周年を記念する
全15段カラー広告が新聞各紙に掲載された。

息せききって近所のコンビニに駆け込み、
紙面をめくった朝のことをいまも憶えている。

まだ新聞広告に夢と希望が残っていた頃の話だ。

広告は『広告批評』にも採り上げてもらった。
まだ駆け出しのCDだった僕は、
その小さなコーナーを何度も読み返しながら
「なんとか間に合ったな」と心の中でひとりごちた。

本当の彼が誕生するのは2003年のはずだったが、
僕らはまだアトムに会えていない。

PROJECT : ATOM 2006 − 2019

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道はつづくよ、
愛と夢を乗せて。

人生という旅を、クルマとともに。

たんなるクルマの話ではなく、
人とクルマのストーリーを書きたいと思った。

実際の取材で聞くことができたのは、
人とクルマが紡いでいく
家族の、人生の、そして愛の物語だった。

人生に、変化と自由と冒険を。

人のクルマとの関係は変わっていくだろう。
でもそこに、ひとかけらでもいいから
ときめきのようなものが残っていてほしいと思う。

わたしのカートラ 2018
http://www.mycartra.com/

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あたらしい二世帯に
かえろう。

ひとつ屋根の下の、ふたつのくらし。

それぞれの人生を楽しみながら、

支えあい、喜びを分かちあう。

あたらしい「二世帯」に、かえりませんか?

二世帯住宅への意識が変わりつつあった。

不自由で気を使う生活ではなく、
おたがいに自由を楽しみながら無理なく暮らす。

そんな新しいライフスタイルとしての
二世帯住宅を素直に伝えたいと思った。

6邸への取材撮影は、どれも印象深いものだった。
それはやがて160ページ超のフォトブックへと結実した。

CMではコトリンゴさんの「雨あがる」が
ありのままの家族の光景にやさしく寄り添っていた。

Back to 2-Family HAUS 2018

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おかえり。

つぐなう、とは何か。

その問いと向きあいながら

ともに生きていく。

あやまちの「そのあと」にこそ。

社会の支えが必要です。

「更生保護の原点を伝えたい」
その思いに応えなければならなかった。

無意味な明るさでごまかしたり、
歯に衣を着せたような物言いは避けた。
必然的にメッセージはシンプルになった。

幸いなことに、このフレーズは
更生保護の現場を支えておられる方々に
とくに好意的に受け入れていただいたと聞いた。

夏が過ぎ、秋を迎え、冬を越しても、
街頭のポスターは剥がされずに残っていた。
思いがけない土地や場所で再会することも
一度や二度ではなかった。

更生保護はシリアスな課題だが、
だからこそ不可視にしてしまってはいけない。
なぜならば、この取り組みは
社会の成り立ちの根幹に含まれるものだからだ。

社会を明るくする運動 2007 − 2008 / 2013 − 2015
https://www.kouseihogo-net.jp/okaeri/

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嘘も愛。

嘘も愛。

人はなぜ嘘をつくのか。

欺いたり、陥れるための嘘もあれば、
大切なだれかを傷つけまいとつく嘘もある。

狂言のおおらかな笑いには、
そんな愛すべき「嘘」が含まれている。

われわれ人間の本質は、
どうやら中世から変わっていないようだ。

大蔵流狂言 吉次郎狂言会/吉左右会

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おかしが ひとに
できること。

みんなに幸せをプラスする。

それが「プラスケット」シリーズです。

ブランド名は、プラス・ビスケットから。

おいしい、だけじゃない。

おいしくて、ちょっとうれしい。

そんなおかしづくりをめざしています。

プラスケット 2011 − 2012

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超える。

DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX 2011 − 2019

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英語が、私を強くする。

ブリティッシュ・カウンシル
http://www.britishcouncil.or.jp/60th-anniversary/

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人の手はやさしくて
ちょっとずるい。

ふれる あてる なでる

人の手はやさしくて、ちょっとずるい

そのぬくもりに、赦されてしまう


日々を満たすもの。

あなたと、あなたの大切な人の肌へ。
アイスランドからオーガニックハーブの恵みをお届けします。
ヴィリメイは、アイスランドでもっとも愛されているスキンクリーム。
ていねいに手摘みされて野生のハーブをふんだんに使い、
祖母から母、母から娘へ伝え継がれてきたレシピをもとに手づくりされています。
おだやかに、ゆったりと。寄りそいながら毎日を満たしていく。
ヴィリメイに息づいているのは、北国の自然と生活に根ざした知恵なのです。

ヴィリメイ 2014

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私、
アラスカに行きたいの。

「私、アラスカに行きたいの」
それが彼女の口癖だった。
そのフレーズを耳にするたび、
僕の頭の中はなぜかペンギンでいっぱいになった。
流氷の上にたたずむ無数のペンギンたち。
北極にペンギンが棲んでいないことを知ったのは、
彼女と別れてしばらく経ってからだった。
今でもときどき、ひとりで酒を飲みながら
ぼんやりとペンギンのことを考える。
そのあざやかな白と黒のコントラストを。
ところで、彼女はアラスカへ行けたのだろうか。
からん、とグラスの中の氷が答えた。

ハンドレッド 2012

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イノシカさんのこと。

 その昔、イノシカという知りあいがいた。いや、正確には「イノシカさん」というあだ名の同僚だ。当時、渋谷のはずれにあるレストランでアルバイトをしていた私は、なぜか彼女と一緒のシフトになることが多かった。

 イノシカさんの本名は「イノウエ」なのだが、あるとき賄いで出されたジビエ料理(といっても肉の切れはしを載せただけの丼である)にいたく感動し、折にふれ鹿肉の滋味について熱弁をふるうようになったため、いつしかみんなから「イノシカさん」と呼ばれるようになったらしい。「つぎは猪が食べられますように」というのがイノシカさんの口ぐせだったが、そのシーズンはシェフの眼鏡にかなう猪肉が手に入らなかったようで、残念ながら彼女の祈りが叶うことはなかった。

 一度だけ、イノシカさんの部屋に泊ったことがある。レストランのささやかな忘年会の帰り、「コーヒーでも飲まない?」と誘われて、酔いざましがてら神泉にある彼女のアパートまで歩いた。ここ数日の暖かさが嘘のように、外気にふれる肌がぴりぴりと痺れるくらい凍てついた夜だった。星のない漆黒の空には、野ざらしのあばら骨みたいな月だけが浮かんでいた。

 突然、イノシカさんが小さな声をあげて立ち止まった。ふりかえると彼女の頭に何かがくっついている。落葉と見まちがえそうになったそれは一羽の青い蝶だった。おそらくアゲハチョウの一種だろう。黒くふちどられた瑠璃色のグラデーションが夜目にも冴え冴えとしていた。かすかな月あかりを映したまま、季節はずれの迷い蝶はイノシカさんの髪のうえで静かに羽根をふるわせている。「しゃれた髪飾りですね」と私が言うと、イノシカさんは困ったようにやわらかく笑った。

 その後、遠くの町へ引っ越した私はアルバイトを辞めてしまい、イノシカさんと会うことも無くなった。数年ほど年賀状をやりとりしていたが、それもいつのまにか途絶えてしまった。彼女が今どこにいて何をしているのか私は知らない。それでもときどき、骨の芯まで凍みとおるような冬の夜道を歩いていると、そのときの光景を思い出すことがある。あざやかなミッドナイト・ブルーの髪留めをつけて、戸惑いがちに微笑んでいるイノシカさんを。それはまるで古い歌のように、私の心をひそやかに波立たせるのだ。

nu 2019 

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for KURO

 クロと話せるようになって半年ほど経つ。ただし、夢の中で。本物のクロはもう二十年以上前にいなくなった。その名の通り黒いモップみたいに毛足の長い雑種犬で、近所で飼われていたのだけど、なぜかひどく私になついていた。

 夢の中にある実家の縁側でくつろいでいると、どこからともなくクロがやってくる。はじめて「おひさしぶりです」と挨拶されたときにはさすがに面くらった。「お前、話せるの?」とうろたえながら尋ねると、「ええ、昔から」と平然と答えた。以来、ちょくちょく庭先の陽だまりで旧交を温めている。

 クロの好物はあいかわらず手羽先なので、用意できたときは少しだけ分けてやる。「骨、のどに刺さないようにね」と昔と同じように話しかける。「大丈夫、ちゃんと噛んで食べてるから」。昔と違うのは彼女から返答があることだ。たまに頭を撫でてやると、なつかしい感触が手のひらに伝わってくる。クロもそのときだけは犬らしく嬉しそうに尻尾をふっている。

 ときどき、「うちの犬になればいいのに」と誘ってみるのだが、「いえ、一宿一飯の恩がありますから」とにべもない。いささか古風というか、律義な性格なのだ。それでも夢の中のクロは、記憶の中のクロよりもずっと幸福そうなので、「よかったね」と心の中でつぶやいている。

 このあいだの帰りがけ、じつは納豆も好きなのだと(ちょっと恥ずかしそうに)告白されたので、冷蔵庫に「納豆(クロ)」と書いたメモを貼っておいた。こんど眠るときに忘れなければ、きっとクロを喜ばせることができるだろう。

nu 2018 

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恋するせんい。

機能だけじゃない。

やさしさも、表情も、あきらめない。

恋するせんいが、

テキスタイルの未来を変えていきます。

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きれいに
あなたらしく
前を向く。

心ほどく贅沢。

心ほどく贅沢。

すし武は骨董通り沿い。
階段を二階に登っていただくと
小体なつくりの寿司屋があります。

ほどよく気さくなおもてなし。
選りすぐりの旬の食材と熟練の仕事。
ちょっとしたお料理もございます。

どうぞお好みをお伝えください。
心ほどく贅沢なひとときをご用意して
お待ちしております。

すし武 2017
https://sushitake.tokyo/

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笑顔をもっと
好きになる。

イーライン矯正歯科松戸 2018
https://www.e-line.or.jp/too/

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P's BAR

 そのバーは、用水路のほとりにひっそりと佇んでいる。バーテンダーはもちろんペンギンだ。もしあなたがそこを訪れることがあったら、ぜひハイボールを注文してほしい。積み木のように削った氷を入れたグラスに、冷蔵庫で冷やされたウィスキーを指2本半ぶん。そこへ静かにウィルキンソンの炭酸水が注がれ、最後にミントの葉がそっと添えられる。その優雅な仕草には、どこかしら8分休符的なおもむきがある。

 一度だけ、ペンギンがミントの葉を入れ忘れたことがある。けれども、その時バーの天井から吊るされた液晶ディスプレイには、アザラシの生態を追ったドキュメンタリーが映し出されていたので、彼を責めるのは酷というものだ。ペンギンはいたって冷静に、アザラシの食生活が紹介される寸前、どこからか取り出したリモコンでさっとチャンネルを変えた。それで僕はほっとしておかわりを頼むことができたのだけど、ミント抜きのハイボールにはやはり8分休符的な余韻が不足しているようだった。

 その夜、僕は埋め合わせにクールミントガムを噛みながら家に帰った。

nu 2017

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忘れたいことがあったのを、
いつのまにか忘れていました。

また来よう。
次どこ行こう。
だれと行こう。


いましか会えない空がある。
いましかできない旅がある。

成田空港 2018

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Nothing can stop Us

消えて残るもの。


きもちをふっと軽くする。
世の中の風通しをちょっとだけよくする。

それが、広告の本来の役割だと考えています。

アドバタイジングやブランディングにおいて
コミュニケーションの成り立ちは
「届ける」より「預ける」に近いような気がします。

すぐに消えるものだからこそ、
ずっと残ることができる。

本当に伝えたいメッセージは何か。
一人ひとりの心に何を預けたいのか。

Nothing can stop Us

私たちがともに考えることで、
アドバタイジングはもっと自由になるはずです。



中村 匠秀 Naruhide Nakamura
クリエイティブディレクター / コピーライター

コトバとセカイ。


ロゴスとフォーム。
それが、nuのクリエイティブの根本にあるものです。

ロゴスとは論理であり、言語であらわされた理念。
フォームとは形象であり、実体化したイメージです。

このふたつを掛け合わせることで、
ブランドのコミュニケーションは強靭なものになります。

Nothing can stop Us

ロゴスとフォームをクライアントとともに探りながら
「あるべきメッセージ」へとデザインしていくプロセスこそが、
真のブランディングだと私たちは考えています。



中村 匠秀 Naruhide Nakamura
クリエイティブディレクター / コピーライター

About

nu(ニウ)は、クリエイティブを舳として
ブランディング、アドバタイジング、プロモーションにおける
企画から表現までを手がけるクリエイティブ・ブティックです。

クリエイティブディレクター&コピーライターの中村が中心となって
コンセプトを練り上げるところからスタートし、
企業・商品・サービス・教育・イベントなどに求められる
クリエイティブを少数精鋭のチームで構築していきます。

グラフィック・web・ムービーを必要に応じて連携させつつ、
プロジェクトとして一気貫通したコミュニケーションを叶えます。

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